お手軽・安心の陰で… 銀行カードローン破産!?
売りは手軽さと安心。 実際に利用されている方も多いのではないでしょうか。 でも、その使い方大丈夫ですか? 今、テレビやインターネットで 銀行カードローンの広告を目にすることが多いですよね。 手続きは30分。 銀行だから安心。 こうした、うたい文句で利用者を急速に増やしています。 貸出金額は、この5年で一気に伸び、5兆円以上に達しています。 しかし今、安心なはずの銀行カードローンで借入額が膨れ上がり、 返済に苦しむ人も増えているのです。 取材を進めると、高い利ざやを求め、 カードローンビジネスにのめり込んでいく銀行の実態が見えてきました。 今や誰にでも身近な存在になった、銀行カードローン。 その裏側に隠された事実に迫ります。 「銀行だから安心」? カードローンの落とし穴 地方都市に暮らす、50代のシングルマザーです。 銀行カードローンで多重債務に陥り、去年(2016年)、自己破産しました。 「どれくらいの借り入れがあったか、教えていただけますか?」 50代 女性 「これが50万円。 こちらが2冊で130万円。 4社ですね、合計すると250万円くらい。」 女性の年収は200万円。 4つの銀行から借りたカードローンの総額は、それを大幅に上回っていました。 7年前に銀行カードローンを利用し始めた女性。 きっかけは、夫との離婚。 引っ越し代などの急な出費をパート収入だけでは、まかなえませんでした。 その時、テレビのCMで見たのが地元銀行のカードローンでした。 50代 女性 「消費者金融っていうのは、金利が高いとか取り立てが怖いとか、 怖いイメージがあったんですけれど、銀行は怖いイメージがなかったんですね。」 銀行窓口で免許証を提示し、年収を申告。 それだけで、専用のカードと通帳を渡されました。 そのカードを使って、銀行ATMから借入金を引き出す仕組みです。 これが実際の契約内容の確認書。 50万円を利率14.8%で借り毎月1万円ずつ返済する契約でした。 女性の通帳には、毎月きちんと返済していた記録が残っています。 しかし、その半分以上が利息の支払いに充てられ、 返済はなかなか終わりませんでした。 4年後、息子が高校に進学すると、学費の支払いに苦しむようになります。 女性は別の銀行から100万円を借金。 すると、意外なことが起きます。 50代 女性 「その3か月後ぐらいに、また貸してくれるっていうダイレクトメールが来て、 一番最初の銀行も完済していないし、無理だろうなと思ったんですけど、 ダメ元で申し込んだら、30万円、借りられたんです。」 銀行からの誘いもあり、女性は次々と借金。 借入総額は、年収を超える額まで膨れ上がっていきます。 働き始めた息子の給料も銀行への返済に充てましたが、 借入金を減らすことはできませんでした。 そして去年、自己破産の申し立てを行いました。 50代 女性 「サラ金から借りてないとか、自分で自分を納得させてたけど、 まさに現実、何百万って借金をずっと抱えていたんですね。 ある意味、マヒしていたと思います。」 今、この女性のように、銀行カードローンで 返済能力を超える借金を背負ってしまう人が増えています。 「どのくらい借りてる?」 「278万円なんですね。」 利用者は、どんな目的でお金を借りているのか。 ある調査では、娯楽や生活費に加え、事故や入院などの医療費。 さらには、子どもの教育費などに使われていることが分かります。 ------------------------------------------------------
銀行が無担保で多額のお金を貸すカードローンで、
テレビCMの本数が消費者金融を大きく上回ることがわかった。
消費者金融は本数が規制されるが、銀行は規制外のためだ。
民間調査会社の調べでは、2011〜16年度の大手銀行 (三菱東京UFJ、三井住友、新生=レイク)と
消費者金融(アイフル、アコム、SMBCコンシューマーファイナンス=プロミス、モビット)
のCM放送本数(1本=15秒換算、関東地区)を比べると、
最近は銀行が2倍程度。16年度は三井住友が約3020本、
新生が約2230本、三菱東京UFJが約1990本。 消費者金融は780〜1170本。みずほ銀行はゼロだった。 多重債務問題を受け、消費者金融は貸金業法で 「年収の3分の1」の貸し付け上限が定められ、 CMも規制される。その間に規制外の 銀行カードローンは貸付残高が急増し、
消費者金融を上回った。 銀行が無担保で多額のお金を貸すカードローンで、 複数の借金を一本化する「おまとめローン」が、 消費者金融への法規制の「抜け穴」になっている。
消費者金融の借金は上限規制があるが、 規制外の銀行の「おまとめ」に移せば、
消費者金融から新たな借金ができる可能性があるからだ。 「複数のお借り入れを一つにまとめて返済を楽に!」。 ある地方銀行のホームページには、 「おまとめローン」のメリットをうたう宣伝文句が並ぶ。 複数の借金をまとめると金利が下がり、 返済日も集約できて管理しやすい、という。 このローンが、消費者金融を 規制する貸金業法の「抜け穴」 になっている。 同法で消費者金融は「年収の3分の1超」の貸し付けができない。 例えば、消費者金融で年収の3分の1まで借りる。 その後銀行のおまとめローンに借り換えると、
消費者金融の借金はいったんなくなり、 再び消費者金融から「3分の1」まで借りられる。 銀行と消費者金融からの借金が積み上がりかねない。
また、銀行は貸金業法の規制外なので、 おまとめローンからさらに上乗せして、 年収の3分の1超の額を貸すことができる。 カードローンを比較できるカカクコムのサイトには、 「銀行からの借り入れは(貸金業法の)総量規制の対象外で、 おまとめローンを利用した場合でも、 追加融資をしてくれる可能性がある」と記されている。 おまとめローンは銀行にとってメリットだ。 複数の消費者金融などが受け取っていた利息を、 1行でまとめて受け取れる。貸付額が大きくなり、 利息収入も期待できる。 「銀行に借金を集約したあと、 消費者金融などで借り入れを増やし、破綻(はたん)する人は多い」と指摘する。 1千万円近い借金を銀行で一本化し、そのあと他の銀行や消費者金融で借金を重ね、 総額が年収の3倍超の2600万円まで膨らんだケースもあるという。 (2017/5/13 朝日新聞デジタルより)
この数字は、2020年度に達すると予測されている
クレジットカードの取扱高である。
下図は、矢野経済研究所が発表したもので、
2014 年度の約46 兆円という市場規模は、
東京オリンピックが開催される年には、1.6倍の75 兆円
に拡大すると推計されている。 このように右肩上がりに推移している要因は、
ネット通販のクレジットカードショッピング(EC) の
急増に加え、公共料金分野をはじめ、学費や家賃の支払い、
冠婚葬祭などの生活関連分野での利用機会の
拡がりが寄与している。
今後は、スマホの普及を背景に、それに伴う
各種システムの進化・簡素化により、
加盟店がクレジットカードを導入しやすい環境が
整備されて、今までクレジットカード決済サービスを導入
できなかった小規模事業者や飲食店、
サービス店舗などにも取り扱いが拡大する見込みだ。
さらにクレジットカード各社による優良顧客の
囲い込み、メインカード化への施策の展開によって、
クレジットカード会員の利用メリットが高まり、
年率10%のスピードでマーケットが拡大していく
様相である。
また一方で、政府は2020 年の東京オリンピックに
向けて、
訪日外国人観光客への利便性向上のために、
キャッシュレス化を推進しており、
訪日外国人のカード決済
需要も拡大することは確実だ。
加えて、オムニチャネルの進展も、
クレジットカード利用を促進させる大きな要因
である。昨年11月1日、
セブン&アイホールディングスが
グループの通販サイトを統合し、
リアル店舗との連携を強化した通販サイト
「omni7(オムニセブン)」をグランドオープンさせたのが
その代表例だ。
3年後には1 兆円の売上を目指しており、
その大半がセブンカード・プラスなどのクレジットカート
決済となるだろう。 日本では、まだ現金払いが主流で、他国に比べると
カード決済が少ないものの、
優良カード会員の囲い込みに向けた取り組み、
ポイントプログラムを活用したショッピング事業強化、
スマホ決済ソリューションの拡大、
モバイル決済サービスの普及といった各業界の取り
組みが、 キャッシュレス化をますます加速させていくはずである。
実店舗で、ネットショッピングで、
現代人のお財布事情をスマートに管理してくれるのが、
クレジットカードです。手元に現金がなくても買い物できますし、
利用金額に応じたポイント還元など……お得さもアピールされて
いますよね。 そんなクレジットカード、あなたは何枚持っていますか?
男女別の回答を比較してみましょう。
■男女の所有するカード枚数
男女別に「クレジットカードは何枚持っていますか?」と
アンケートで聞いてみました。結果は以下の通りです。
●女性の所有枚数
0枚……11.4%
1枚……24.9%
2枚……22.9%
3枚……19.9%
4枚……10.4%
5枚……7.0%
6枚……1.5%
7枚……1.0%
8枚……0%
9枚……0%
10枚以上……1.0%
平均2.3枚
●男性の所有枚数
0枚……16.3%
1枚……28.5%
2枚……22.2%
3枚……16.3%
4枚……7.9%
5枚……3.9%
6枚……0.5%
7枚……2.0%
8枚……1.0%
9枚……0%
10枚以上……1.4%
平均2.1枚
男女ともに、最も多い割合となったのは「1枚」でした。
平均所有枚数で比較すると、女性の方がやや多いよう。
●クレジットカードの思わぬ落とし穴
・購入した日と決済、口座から引き落としのタイムラグで
家計管理がしづらくなる ・現金なら買わないのにカードだと買ってしまう(消費が
約2割増しになる) ・リボ払い=借金である
・支払いを延滞し、さらに督促の連絡に対しすぐに対応
しなければ、 信用情報に履歴が残る(新たにクレジットカードを作っ
たり、各種ローンが組めなくなったりする) 最近のIT専門家の情報によると、「クレジットカードを持ちたいが
持てない人」が急増しているそうです。このグループは、どんな人 たちから成っているのでしょうか。 「銀行から相手にされないのでやむを得ず高利の金を借りている
が、返済はきちんと行ってきている人たち」、 「給料日まであと数日、手元にお金がないが子供が急病になっ
て病院に駆け込むお母さん」、 「未来を夢見る(あるいは遊びに忙しい)高校生や大学生」、
「低賃金に悩むアルバイター」、
「正社員なれずに苦しんでいる人」、
「多重債務者」、そして
「過去にカード関連の不正行為を犯した人」
などがこのグループに属していると考えられます。
クレジットカードを持つために一番必要なものはあなたの「信用」
です。 「信用」にはいろいろな意味が含まれていますが、
カード業でいわゆる「信用」とは、
「現在のあなたの姿から見て、将来必ず義務を履行するだろうと
推測できること」、 「物またはサービスを手に入れて、その代価を後日確実に支払う
ことが出来ること」を意味します。 このようなことを頭に入れて、以下、
クレジットカードの大事な仕組みをいくつか調べてみましょう。
持ちたいが持てない人が増えた理由
2010年6月、改正貸金業法が施行され、
グレーゾーン金利の撤廃、総量規制の導入、指定信用
情報機関が実現しました。 その結果、高利な運転資金を借り真面目に返済してい
た零細中小企業者や家庭の主婦など、 いわゆる善良な債務者までが消費者金融業界から締
め出されました。 多重債務者を減らそうとした政府の意図がこの局面で
は裏目に出たといわれています。 社会的に注目されている貧困女子は
シングルマザーなどが多かったが、短大や大学を
卒業した
30代女性たちが貧困状態に陥っていることが表面化
してきた。
街金での借金、親からのDV、男性への依存など、
悲惨な現状はネットや雑誌でも話題になり、反響は大きい。
学歴があるのに、なぜお金に困るのか、
親や上司の世代には理解しがたい驚くべき現実。
そして意外に共感できるという同世代の女性たち。
2016年BLOGSより
経済の低迷、崩れる社会保障への信頼―。
日本社会が閉塞感に覆われています。
その負担が30歳代の勤労(サラリーマン)世帯を中心に
重くのしかかっています。
ここ10年余りで、給与所得や貯蓄の落ち込みは
他の年齢層よりも大きく、
縮む日本の象徴的な年齢層です。
30歳代を中心にいま、何が起こっているのでしょうか?
2016年東京新聞より
非正規労働者が4割に近づく中、
賃金、待遇などで正社員との格差が縮まりません。
国税庁の調査では非正規の平均年収は約168万円で、
連合総研調べでも非正規の76%が年収200万円に
達していませんでした。
また、非正規の3人に1人は家計の主たる稼ぎ手です。
非正規の実態は?
非正規の年収は、正社員とは大きな開きがあります。
連合と連合総研の調査(2014年10月)では、
非正規労働者の年収(過去一年間の賃金)は
100万円未満が39・1%と約四割に達していました。
200万円未満で見ると76・1%に上り、
93・9%が300万円未満でした。
また、国税庁の民間給与実態統計調査(2013年分)では、
一年を通じて勤務した非正規の年間平均給与は168万8000円
(正社員は473万円)。 男女別では
男性が224万5000円、
女性が133万000円でした。
正社員の場合、企業規模に
応じて給与が増加する一方、非正規で働く場合は、
企業規模での差はほぼありませんでした。
どちらの調査でも、非正規の平均年収は200万円未満で、
正社員とは約300万円の開きがあるという厳しい状況です。
2016年東京新聞より
日本クレジット協会の統計では、
日本国内で発行されているクレジットカードの
総数は3億2000枚以上(2013年調べ)
まとめます。
国民1人あたりのカード枚数:2.5枚
成人1人あたりのカード枚数:3.1枚
カード保有者の平均所有枚数:4.3枚
金融機関に申し込むときには、
返済能力の有無を確認するために審査を行います。
なぜなら、過去に事故情報に掲載されている
事実をしているのであれば、住宅ローンでも
同様のことを起こす懸念があるからです。
個人信用情報とは?
なお、信用情報機関は複数存在しており、
銀行、消費者金融、信販会社それぞれに
加盟している信用情報機関は異なります。
それゆえに、ブラックリストに載る期間は
7年から10年と長期間に及ぶのです。
2010年の改正貸金業法完全施行に伴い、
総量規制という貸出金額の上限(年収の1/3)を決める
規制が導入され、 それを守らなくてはいけないことも影響しています。
審査時にウソをつきたくなる項目
申し込み時に注意すること
■ブラック,多重債務問題解決!■
★詳しい詳細は即返信します。
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